概要
GLPに準拠した毒性試験システムです。基本OSはWindowsを対象に,最新の 技術を利用したシステムです。 試験登録の入力・承認後は飼育室での測定をすぐに可能にする小回りのきくシステム運用を可能します。
システムの特長
- GLP 及びNon-GLP に対応した両タイプの試験の運用管理を可能にする。
- 新規試験の群分けまでを「30分ほど」で可能にする小回りのきく運用を可能にする。
- 最新のガイドラインに添ったシステム構築をします。 将来においてガイドラインの変更があればシステムもタイムリーにヴァージョンアップを行うことで対応します。
- 試験の立案・帳票作成を入力する研究室管理端末と測定データの収集を行う収集端末間をネットワーク またはスタンドアロンの運用の選択ができます。
- プロトコルドリブン(入力されたプロトコルにより、スケジュール管理を含めて全システムを制御する)の基本方針で設計します。
- 弊社の病理システムと本システム(毒性試験システム)はプロトコルの共通と病理所見入力時の対象動物の全検査項目の測定値の参照を可能します。
- ユーザ保管用として本システムのソースプログラムを納品物件として納入いたします。
- 飼育室収集の単位は1実験で1端末をとします。設定により1実験で2端末を使って同時にデータ収集を可能にします。
- 解剖のスケジュールは同一群の個体を対象に投与開始日を複数日に分ける設定により同一群内で複数日に解剖日を分けるスケジュール管理を可能にします。
- 本システムでは実験別にQAU自動チェック機能を構築します。 収集したデータとプロトコルの入力データは通常のファイルとQAUのファイルに同時に記録します。QAUの 資格を有する担当者がシステム上で試験終了時に自動的に両方のファイルのデータを照合してチェック可能にします。 照合する結果は帳票作成します。
- 統計処理はSAS アドオンソフトを提供可能です。
- 担当者資格のセキュリティー 担当者別に資格(運営責任者,試験責任者,実験者,QAU,システム担当,部外者)を登録する。
実験毎に担当者を登録する。担当者別の資格と実験担当か非担当かによってその実験にはログインの不可、ログインは可だがデータ入力は参照のみ、ログインは可能でデータ入力の更新も可能などの設定をします。
設定方法はシステムの機能別(プロトコル新規・修正・承認・登録,データ収集,SD 確認,QAU確認,データ修正,帳票作成)に分けてログインの不可担当者種類別システム機能別を可能にします。