概要

動物実験における自主管理体制の強化と透明性の確保

実験計画書と実施報告書をデジタルデータ化することで、過去の審査記録や動物使用実績もシステム内で検索が可能となり、第3者機関の調査にも迅速に対応できます。

研究業務へのリソース集中のための効率化と迅速化

  • WEB上ですべてのステージを処理することにより、非臨床試験を迅速に開始できます。
  • 実施報告書の作成に要するタスク(仕事)を大幅に軽減することが可能になります。
  • 必要な情報をマスタ管理することによって、入力データの標準化・信頼性の向上と入力の効率化が図れます。

結果

  • 厚労省のガイドライン・各種法令を遵守することを強力にサポートすることにより、動物福祉に配慮した適性な動物実験の管理を実現します。
  • 高い意識を持った実験者が、3Rに配慮し、洗練された動物実験を実施することによって信頼性の高いデータが得れます。

システムの仕様(審査承認システム)

  1. 【動物実験計画申請者】から【動物実験計画責任者】(※1)へ動物実験計画書を提出
  2. 【動物実験計画責任者】から【審査委員(担当)】(※2)に対して動物実験計画書の審査を依頼
  3. 【審査委員(担当)】から【審査委員長】(※3)へ動物実験計画書の審査を依頼
  4. 【審査委員長】は必要に応じて【動物実験適正運用委員会】を召集し委員会審査を実施
  5. (4)の審査結果を元に動物実験計画書を【機関の長】(※4)に答申
  6. 【機関の長】は承認または、却下の通知を行う
※動物実験実施報告書に関しても基本的な流れは同じです。
※下記の業務(システム)の流れは一例です。機関ごとに業務の流れに沿ったシステムのフローのご相談も承ります。
動物実験申請者 動物実験の担当者であり、動物実験計画書・報告書の案を作成する。動物の購入申請、使用実績入力を行う者
動物実験責任者(※1) 動物実験の全般について責任を有するもので、動物実験計画の申請ならびに実施報告を行う者事務局 事務担当であり、システム管理者
審査委員(※2) 動物実験適正運用委員会の委員であり、計画書と報告書の審査を行い審査委員長に答申する。代行者に審査を委任できる。
審査委員長(※3) 動物実験適正運用委員会の委員長であり、計画書と報告書の審査を行い、審査結果を機関の長に答申する。代行者に審査を委任できる。
機関の長(※4) 最終承認を行う実験実施機関の長。代行者に承認権限を委任できる。
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